ヨ ッ テ ク & 海 の エ ジ プ ト 展

今年のヨッテクは7月24日(金)でした。

 今年は各個人の障害の状態や、交通手段の具合で、例年の「桜木町駅のそばやの前」と「みなとみらい駅」の2ヶ所に分かれました。また桜木町駅集合班の中でも、「市営バスで行く班」と「歩いて行く班」に分かれました。
 そして、市営バスの班はバスが時間通りに来なかったので一番遅い到着になりましたがなんとか全員、会場のパシフィコ横浜に辿り着くことができました。

Nさんの体験記
 会場に入って僕は速攻で聴覚障害者のブースへ行ってパンフレットをもらいました。今自分が一番困っていることは今まで使っていためざまし時計が壊れてしまって朝起きるのが大変なことです。新しいものを買わなければと思っていたところなので、なにか聴覚障害者向けの目覚まし時計がないかを探す目的がありました。
 これといったものがなくて残念でしたが、他のブースで音振体験をしてみました。骨伝導ユニットと床にも振動が伝わるようなものでシェカーというものがあり、どちらも身体に振動を伝える体験でした。僕には音楽が聞こえないので振動で体験できて良かったです。
 そしてみんなは「海のエジプト展」に行ったけど、僕はまだ興味があったのでヨッテクに残りました。
 早速、聴導犬の紹介があると聞いて見に行きました。聴導犬は朝ご主人様を起こす時、顔を手でペチペチとたたいて起こすのではなく首のあたりをさわってやさしく起こすらしく聴導犬はすごく賢いなあと思いました。

Sさんの体験記
 僕は今回が初めての参加でしたが興味を引かれる展示がいくつもありました。最初は片手クッキング教室で、器具や動作の工夫による調理の実例を示していました。次は、車いすでのスキーの体験を大型スクリーンに映し出していて、なかなかのスピード感覚を感じることができました。
 また僕が実際に体験したのは、姿勢やバランスをとることによって体幹を鍛えるために骨盤を動かす、いすのようなもので、血液の循環を良くする効果があるということでした。また、実際にコースを歩いてみてバランスを測定してもらい歩き方のくせを教えていただいて今度歩く時にどれだけの変化がみれるかが楽しみです。

Oさんの体験記
 私は一番先に入口でもらったスタンプラリーと入口付近でやっていたヨッテクパートナーのを両方やりました。まずスタンプを押そうと会場をぐるぐる回りましたが、なかなか見つからず3個集めるのに2個しか自分では見つけられませんでした。でも、スタッフさんに聞いてやっと3個目を見つけました。スタンプを探しながらヨッテクパートナーのシールを貼っていたので、両方の参加賞をもらえました。

Mさんの体験記
 僕は会場に入ってスタンプラリーをやりました。手動車いすでゆっくりとしか動けないので3箇所ともスタッフの人に教えてもらって見つけることができました。一番心配だったお昼ごはんは、一人で探して2階のスパゲッティー屋でピラフを食べました。

Yさんの体験記
 私は、じっくり1箇所ずつ見ていきましたが、中にはめずらしいブースがあって「ふれあいフィッシュ」というのが特に面白かったと思います。両手を魚の泳いでいる水の中に入れたとたんに、ところどころチクチクしてきてくすぐったかったけど初めての体験でした。

Tさんの体験記
 ここ最近毎年楽しみにして見にきています。
 今年は、電車のミニチュアや楽しみにしていたマクドナルドのキャラクターショーがなかったけれど、各ブースの規模がこじんまりしてごちゃごちゃしていなくてすっきりしていて見やすかったと思いました。

「海のエジプト展」感想まとめ

 前の日にヨッテクと同じ会場で「海のエジプト展」をやっていると聞きこれはイクッキャナイとヨッテク見学の後「海のエジプト展」へハシゴをしました。

Oさんの体験記
 私はいつも美術館とか展示会を見に行く時はいつも手動車いすなので押してもらう人のペースで見ているのですが、 今回は電動車椅子なので自分のペースでゆっくり見ることができました。いろいろな展示品があり、宝飾品がとてもきれいでした。
 時間がなくて最後の方は飛ばしてしまい集合場所に行くと「もっと見たかったら見ていいわよ」と言われたので、再入場してもう一回じっくり見て回りました。

Kさんの体験記
 私は、会場で借りた車椅子で移動しました。車いすを押してもらって見学しましたが展示方法が平面に並べてあって健常者が立って見るようになっていて車いすだと視線が低くて、奥の展示品まで見ることができませんでした。それでも大昔のエジプトの雰囲気が感じられてミステリーツアーのようでした。

Nさんの体験記
 海の底に沈んだ7000年以上も前のエジプトの文化遺産がそのまま残っているのは驚きでした。
 金の宝飾品はいまだに輝きを失っていなくて、つい最近まで使っていたような錯覚を覚えました。
 一番興味を持ったのは、人物が壁画に描かれていて全員なんとかの神という名前が付けられていましたが、全部の神の顔が横向きに描かれていることでした。
 歴史に残るような神の壁画を描くのだからその時代の一番の絵描きさんが描いたのでしょうけれどどうしてみんな横顔ばかりなのか、その時代の流行だったのか何かの理由があったのだと思いますが、不思議です。それを考えると、また今日も眠れません。

聴導犬写真 点字名刺写真 スタンプラリー受付写真
聴導犬のブース 点字名刺のブース スタンプラリー受付

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