新年会(年末たすけあい募金配分金事業)

 いつもは忘年会をやっていたのですが今年ははじめての試みで忘年会をやめてアスタPCでは新年会になりました。
 1月16日(金曜日)の午前11時頃からアスタPCメンバーの野村君が毎週火曜日に参加している都筑区手話サークルの方達9名に加えてパソコン相談会に来てくれている2名の方、それに卒業生1名が加わって総勢約40名が5つのグループにに分かれて始まりました。せっかく手話サークルの方達が来て下さったので少し手話を習うことにしました。
 最初は手話で自己紹介する仕方を教えてもらい次に簡単なあいさつとか教えてもらいました。
その後グループ内でイラストを使用して習ったことの復習を兼ねて手話で話し合いをしたり(たとえば「あなたのおうちは何人家族ですか?」とか、今日、明日とか)簡単な単語を教えてもらいました。

「あ」の指文字 「す」の指文字 「た」の指文字 「こんにちは」の手話
「あ」の指文字 「す」の指文字 「た」の指文字 「こんにちは」の手話


 お昼頃に5つのグループ対抗で「伝言ゲーム」というか「伝手話ゲーム?」をやりました。
グループのみんなが後ろを向いて一人ずつ手話を伝えていくのですが幸いなことにそれまで教えてもらった「こんにちわ」とか「今日のお天気は晴れです」とか簡単な手話だったので2回やって2回とも出来た優勝グループが4グループ出てしまい、優勝決定戦はじゃんけんになりました。その後じゃんけんで勝った順番にくじをひいておみやげをゲットしていきましたが、空クジがなかったので全員がくじをひくことが出来ておみやげをもらうことができました。おみやげは、てつなぎつづきでおつきあいのある作業所で作った手作り豆腐やねぎみそ・パウンドケーキ・マフィン・きんちゃく袋などでした。
 また、メンバーもはじめての体験でしたが「手話で歌を歌おう」と『今日の日はさようなら』を全員で手話で歌いました。手話サークルの方の手の動きをを見て手元の歌詞を見て目を上下に動かしながらちょっとクラクラになりながらも全員歌いきりました。なんか歌い終わったあとは達成感があってすごく気持ちがすっきりしました。普通の人が聞くと手話で歌?と思うかも知れませんが結構楽しめました。手話は初めてでしたが手話の成り立ちを聞くと指先とか腕自体に意味を持たせていることがわかりました。たとえば月曜日は「三日月の月」を表すとかその人の気持ちになってよく見ているとなんとなくわかるかんじでした。アスタPCのメンバーの野村君は新年会の幹事担当だったこともあってか一生懸命にあちこち気を配って生き生きしていました。各自持っている障害にもそれぞれあって耳 の不自由な人には手話、目の不自由なひとには白杖、手足の不自由な人には車いすや杖があるように広範囲で一概に障害者とひとくくりにしがちですが、そのいろいろな障害といっしょに生きていくため・楽しむためにいろんなことが工夫されているんだなあという気がしました。
新年会写真01 新年会写真 新年会写真03


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