秋の研修旅行

11月18日(火)、(株)武蔵野研究開発センター内の「NTTクラルティ(株)」を見学させていただきました。NTTの特例子会社なので、施設はバリアフリーになっていて、入り口はスロープが別にあり、自動ドアもゆっくり閉まるように出来ていました。会社の中はとてもスペースが広くとられていて、車椅子が2台並んでも余裕を持って通れる広さでした。文書棚も、車椅子の人が使いやすい低めのものが置かれていました。
私は、webアクセシビリティのチェックをしているところを実際に見てみたかったのですが、近くでは見ることができませんでした。でも広報の方が分かりやすく説明をしてくださったので、よくわかりました。広報の方の説明で、いろいろな障害のある方々が、「できることは進んで手伝って、できないことは手伝ってもらう」というシステムができているんだな〜と感じました。

印象に残っている話

聴覚障害の方が筆談で使います
筆談器
一番印象に残っている話は、聴覚障害の方と視覚障害の方2人だけで取材に行っているというお話でした。どうミュニケーションをとっているのかと思いましたが、ホームページの取材に行くときに視覚障害者の人と聴覚障害者の人が一緒に取材に行き、電車で降りる駅を視覚障害者の人が聞き、聴覚障害者の人に携帯メールで教える。降りる駅では、聴覚障害者の人が視覚障害者に肩を貸して電車を降りて取材に行くと聞いて凄いなぁと思いました。
色々な障害の方がいて、自分で出来る所・出来ない所が皆それぞれあって協力し合っていると強く思いました。社内での会議内容等も事前にメールや紙に書いて連絡されていて、細かい配慮がされていると思いました。作業所でも話し合いの機会が多くあるので、今回見学させていただいて、より連絡・報告・みんなで協力するという意識をなおいっそう持つことが出来ました。
視覚障害の方が使うルーペです
ルーペ

まとめ

最後に、企業見学ということで各自インターネットで会社のホームページを見て勉強してから行きましたが、最初は誰もが「会社のホームページだからいい事しか書いていないのでは?」と思っていましたが、実際に見学して見てみると施設全体が障害者にやさしく、障害者のことを考えてくださっているなという印象でした。
また、車いすで仕事をしている人達を真近に見て自分たちも社会に出て就業が出来そうだと自信が持てました。

研修旅行の後、アスタPCに帰って来てからみんな仕事やパソコンの勉強にも真剣に取り組み、希望に燃えています。

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