国際福祉機器展

 10月1日(木)、今年も毎年東京ビックサイトでやっている国際福祉機器展へアスタPCのメンバーで見学に行きました。

 毎年アスタPCで参加していますが、今年は参加人数が少し多かったので送迎車2台と電車組の3班に分かれて行きました。電車組のN君は、乗り換え乗り換えで現地に着いた頃にはもうすでにヘトヘトに疲れた様子でした。(アスタPCでは一番若いのに!)

 会場にはお昼前の11時頃に到着して集合時間の2時30分まで各自自由行動でした。

 聴覚障害者のN君は、毎回同じ目的があって聴覚障害者で使える何かがあるのでは?と期待して探していましたが、今年は「任天堂DSの「手話の森」というソフトがあって簡単な手話のソフトに引かれたそうです。彼は週に1回、手話サークルで手話を習っているので使えるかなと悩んでいましたがスタッフさんに聞いたら売り物ではなく展示品なので買えなかったそうです。

 一番評判だったのは、介護食の試食でした。おいしいカツ丼を試食した人もいればなんかわからなくて食べたらごぼうだったとおおさわぎして喜んでいた人もいました。

 次はやはり現実的に福祉車両や車いすの展示でした。福祉車両は高価なのでおいそれとは買えませんが毎日近くの駅まで奥さんの運転で送迎してもらっているT君は、介助してくれる奥さんの負担を少しでも軽減するための福祉車両は切実な問題のようです。車いすの展示は種類が多すぎてよくわからなかったのが正直な感想のようです。結局、使い慣れた今の自分の車いすが一番だと感じたようでした。

 今回は会期の最終日とあってか少し人出が多く、車いすやシニアカーを使って見学するには人混みを避けるテクニックが必要でした。
東京ビッグサイト写真
会場の東京ビッグサイト
 アスタPCでは毎年見学に来ていますが、年々障害者の見学者が増えているような気がします。1年前も2年前も見かけた人がいました。私たちの方は毎年見学の日程は違うのに毎年見かけるというのは毎日来ているのでしょうか?何かの関係者でしょうか?不思議です。

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