国際福祉機器展

 9月26日(金)毎年恒例になっている東京ビッグサイトで開催されている国際福祉機器展にアスタPC・アスタ荏田で見学に行って来ました。今回アスタPCでは、国際福祉機器展では何が見たいか、どういう目的で行くのか。ただ漠然と見に行くのではなくて目的意識を持とうということで事前にメンバー全員が作文を書きました。その作文に沿って各自、福祉車両や自助具・車椅子・介護用品等自分に合った目的を探して広い会場を回りました。

館内の感想

ダイハツのDVDダイハツのDVDダイハツのDVD
 私は「ダイハツ」のブースで流れているDVDを見ることと電動車いすの会社のブース、それとユニバーサルデザインの文房具を見たいと書きました。作文に書いた見たいところをまずは見に行きました。
「ダイハツ」のブースは入ってすぐにありました。でもDVDがどこで流れているのかよくわからなくて、電動車いすの会社のブースに行きました。肘掛のところが破れていたので見てもらい、すぐには直らないので、応急処置としてネックストラップを巻いてくれました。担当者が連絡してくれることになったので、待ちたいと思います。福祉機器展は、直接業者の人と話ができるから、少々のことだったらその時期までいつも待ってしまいます。
 車いすが終わったので、「ダイハツ」のブースに行ってみたらちょうど見たいDVDが流れていたので見ることができました。そのDVDは、「タント」の試乗の映像で、「我アスタPCの星」?!!の小西所長を始めだいちさんやメンバーが出演して半日かかりで撮影したものです。どう流れているか最初から最後まで離れず見ていたら、パンフレットを渡す人が不思議そうな顔をしていました。
 最後のユニバーサルデザインの文房具ですが、案内図を見ても実際に全部みてもありませんでした。ちょっと残念でした。
 その他に印象に残っているところは、アメリカから来た車いすメーカーです。タイヤのホイールのところにもう1つ回るものが付いていてキレイでした。近寄って行ったら車いすモデルの人が、実際に障害者なのかなぁ?と思いましたがとても美人でびっくりしました。


 僕は入浴時の自助具と歩行時の装具が見たかったのですが、当日行ってみるとその両方のブースは非常に少なかったです。特に装具は少なかったように感じました。できれば今の装具とは違ったものを見たかったのですが・・・少ない中でもようやく見つけ出しパンフレットをもらってきたので参考にします。
福祉車両 一番ブースが広くにぎやかだったのが福祉車両の展示ブースでした。障害者は自由に外に出歩けないのが現状ですが、車椅子がそのまま車の中に格納されてしまう車には驚きました。欲しい。欲しい。と眺めていましたが値段を見てびっくり!390万円!?「タッ!高い!!」とても手の出る金額ではありません。それもそのはずです。改造する前の車両がもともと人気車種で値段が高いのですから・・・宝くじでも当たらないと無理な金額です。その他にもいろいろ電動車椅子・自走車椅子・とか障害者の助けになる商品が展示されていましたが、みんな個人の障害に合わせた特注品なのと大量生産が出来ないことで気軽に手に入れることの出来る価格にはなっていませんでした。

 しかし、杖を買った人がいました。その人は、「買う時に歩かせて貰えば良かったのですが、残念ながら忘れてしまい、そのまま買ってしまいました…しか杖し、その杖を家に持ち帰り使ってみたら歩き易かったです。500円にしてはなかなかやりますな…でも本当に欲しかった杖は500円ではとても買えませんでした…
本当に欲しかった杖は500円では買える筈もなく、2万円以上はしていました…良く考えて見たら、杖なんて実際に歩ければ良い訳で、500円の杖でも十分です!今回の福祉機器展では時間的に総て見て回る時間は無く、また見に行きたいと思っています!」と書いてありました。

まとめ

 見学目的が、将来の単身生活に役立ちそうな福祉機器の情報を探すという人もいました、が、今回の展示内容の中には少なく、少しがっかりした反面、例年の展示より、片麻痺の障害者用の移動機器の展示が充実していて興味深い展示が多く、とても楽しく、とくに、片麻痺用の車椅子の展示のコーナーで試乗をさせてもらい、開発者のアイデアに関心したり、開発の苦労話を聞いて感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。

 会場が広く、たくさんの展示があり、ひとつひとつをじっくりとみていくと、まったく時間がたりませんが、最先端の福祉機器もあり、実際に体験させていただきながら、自分の意見を言ってくることもでき、それが反映されたらって考えるとうれしいし、楽しくなります。
 ぜひぜひ、これをご覧になられた皆様、来年の福祉機器展に参加してみませんか?きっと楽しいですよ。

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