福祉機器展

 今年も東京ビックサイトで行われた国際福祉機器展に10月7日(金)アスタPC全員で行きました。朝9時15分にセンター南の3番出口で待ち合せをして9時30分の出発でした。メンバーは2台の車に分乗して出発しました。途中少し渋滞があって、先に着いた電車組に待ってもらいましたが何とか無事に合流できて見学がスタートしました
 Sさんは東6からスタートし、空気圧浮上移動システムをみつけ、腰かけて床からわずかに浮いた状態で移動できるので乗っている人はとてもらくちんそうだったという事です。さらには東4の、手を使えない人でも顔の表情などでスプーンや箸を動かして食べられる仕組みには驚き、さらには、東2のでの、低反発ならぬ高反発を活かして障害者の動きを助けてくれるクッションなどおもしろかったようです。
 また私は、路面の傾きを感知し自動的に直進補正を行うハイテクな電動車椅子や、段差も苦としないキャタピラの様な車輪の電動車椅子、自宅で筋トレの出きる器具、さらには、車椅子で乗り込み何処にでも行けそうな車椅子電動バイクや、食事の為の補助具の付いた箸、麻痺した手を刺激する事で指の拘縮防止をする器具など、今年の福祉機器展では、障害を負ってしまっても、「日常生活を諦めない為の補助具」や「自宅で筋トレのできる器具」等、沢山展示されていて大変興味深いものが沢山ありました。
 またSさんなど女性たちは介護食品のブースで、チキンムース和風照焼の試食をし、「どんな味だろう・・・と思いましたがしっかり味付けされていておいしかった」という事です。
 ただ、今回の福祉機器展を見学するにあたり、Sさんは、「会場を効率よく回るためにジグザグできょろきょろしながら回ったのですが取っ手の付いたスーツケースのようなものをゴロゴロ転がしている人が今年は目だって多く、通路の真ん中で急に立ち止まって名刺交換やら挨拶やらしている人たちにぶつかりそうになりいらいらした」と話していました。また、女性のMさんも「会場が広く人もたくさんいるので迷ってしまいました」という事でした。
 皆それぞれ、自立歩行で見学ができて良かったというSさんや、会場が広く人もたくさんいるので迷ってしまいましたが楽しくまわれましたというSさん(女性)、他の障害を負った方へ「今回の福祉機器展の話」を土産に出来たというTさんやYさんなど満足して今回の国際福祉機器展を楽しめ、私も最先端の福祉機器を見る事が出来て面白かったです。
車椅子バイク画像
車椅子電動バイク
         
リハビリ画像
リハビリマシーン
         
キャタピラ車椅子
キャタピラ車椅子

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