ヨコハマ・ヒューマン&テクノランドの見学と販売での参加

 今年のヨッテクは7月30・31日の2日間行われました。今年から障害者団体のブースが設けられたので、30日(金)にいつもの見学に加えて、その中で販売広報活動を行うことになり全員で参加しました。
 パシフィコの受付で関係者のプレートをもらい集合して、さっそく販売の準備を始めました。いつも都筑区役所やセンター南駅コンコースでの販売で商品の配置は慣れていたはずでしたが、場所がいつもと勝手が違うのと人数が多いのとで一向にまとまらず、販売の準備ができたのは10時ちょっと過ぎになってしまいました。
 自主製品(ポストカード、缶バッチ、一筆箋、レターセット、うちわなど)の販売は、2〜3人1組で1時間の交代制とし、始めの販売担当者を除く残りのメンバーは「アスタPCのご案内」を会場で配布し、その後は子供ずれのお客さんをみつけては似顔絵を書いているのですがいかがですか?と声かけもしたりと、広報活動にも努力しました。
 自主製品の販売では、会場の奥まった目立たない場所だったので売れるか心配しましたが、思ったよりは売れてホッっと一安心しました。一方、Iさん描く似顔絵コーナーは好評で、「描いてほしい」という人がたくさん来て下さり、本人も似顔絵をたくさん描けたことに感謝しています。
 初めてのイベント参加・商品販売をしたMさんは、とても疲れたもののさまざまな経験ができて楽しめたことと、アスタPCのメンバーとして自分なりに参加できたことが、うれしかったと言っています。
 見学の方では、Nさんは聴覚障害者のため、そのブースや聴導犬を目的に重点的に見学したり、Tさんは片マヒ疑似体験のコーナーや障害者用の住宅改修、盲導犬・聴導犬・介助犬のコーナーなど、各自の目的に応じて有意義に見て回る事が出来ました。
 別のNさんは、自身は聴覚に障害はないのですが、以前から気になっていた普通の電話機にマイク付ヘッドセットを付けたものを担当の人に聞いたところ、「カタログには載っていないのですがホームページで紹介していますよ。」と教えてくれたそうで、大事な要件をメモできないと困るのでずっと探していたのですが、やっと出会うことが出来たと喜んでいます。
 また、Yさんはフラダンスや補助犬達の紹介イベントを楽しんだり、JALのブースで旅リハビリテーションとして利用を薦められたSさんは、今度はプライベートな旅行での飛行機の利用も検討しています。
 ヨッテクでは、「横浜ラポール」のスポーツ教室で一緒だった方にもお会いすることができたり、以前に御世話になった「横浜市総合リハビリテーションセンター」の方々も沢山参加されていてお会いすることが出来て、大変懐かしく有意義な一日を過ごす事が出来ました。
 今年のヨッテクからは、障害所団体のブースが設けられたことで、障害者自身が販売も出来るようになり、見学のみから販売広報へと活動範囲が拡大したことで、メンバーの意識も変化しより積極的に参加する方向へ向いたので、来年以降もぜひ続けて欲しいと思います。

ヨッテクでの販売画像
ヨッテクでの販売
似顔絵コーナー画像
似顔絵コーナー
盲導犬・聴導犬・介助犬
盲導犬・聴導犬・介助犬

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